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人事制度構築

俳優ジム・キャリーから学ぶ、夢のかなえ方

映画「マスク」でも有名なコメディアン俳優のジム・キャリーの幼少期は、決して裕福といえる家庭環境ではありませんでした。
あまりに貧しい彼の一家は、フォルクスワーゲンのバンを親類の庭先に停め、そのなかで生活していたこともあったそうです。

そんな彼はいったいどうやって、映画界のトップの座にまで登り詰めたのでしょう。

アルバイトをしながらコメディアンを目指す

貧しかったキャリーは、家族を支えるために学校が終わると毎日、清掃員として8時間のアルバイトとして働いていました。
そんなアルバイトの日々のなかでも、持ち前の明るさと人を笑わせるのが好きだった彼は、やがてコメディアンの道に進み始めます。

ところがコメディアンの道も順風満帆とはいきませんでした。初めての舞台では力を十分に発揮できず、最悪の結果に。その後もレギュラーのオーディションを受けましたが落選。
それでも彼はあきらめませんでした。やがて徐々に人気を集めるようになり、小さな役ではありましたが、映画にも出演するようになっていきました。

自分に宛てた一枚の小切手

やがて19歳になったキャリーはハリウッドに向かいます。しかしハリウッド映画の世界は彼が想像していた以上に厳しいものでした。

キャリーは仕事が終わると車を走らせ、ロサンゼルスの町を見下ろせる小高い丘の上まで行くことが日課になっていました。彼は眼下の街を見下ろしながら、いつしか成功することを夢みて自分を奮い立たせていました。

あるときいつものように丘の上までいくと、彼はおもむろに小切手を取り出し、自分宛てに「1000万ドル」と書き込みました。日付は10年後、但し書きには「映画の出演料として」と記されていました。

夢は実現する

彼はその小切手をいつも財布のなかに入れて持ち歩きました。

彼は財布を開く度に、いや財布を開かなくても、目標達成をいつもイメージしていました。映画監督たちが自分の作品を評価してくれている様子を鮮明に描いていたのです。

その目標はいつしか「絶対に成功できる」という確信に変わり、自分を奮い立たせ毎日必死に努力しました。

それからちょうど10年が経とうとした感謝祭の直前、彼は映画「ジム・キャリーはMrダマー」のギャラとして、1000万ドルの小切手を受け取ったのです!
逆境に耐え、あきらめず挑戦し続けた夢が実現した瞬間でした。

「お金がすべてではないが、自転車に乗って泣くよりは、メルセデス・ベンツのシートで泣くほうがいい」 ジム・キャリー