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人事制度構築

なぜ当時最強といわれた武田軍は信長に敗れてしまったのか?

今から500年ほど前の戦国時代、当時最強といわれた武田軍の騎馬隊は、無残にも織田信長に敗れてしまいました。そう「長篠の戦い」です。
その勝敗を決したのが、初めて実戦で使用された「鉄砲」の登場にありました。

では、武田軍には鉄砲はなかったのでしょうか?

鉄砲を軽視していた武田軍

いえ、鉄砲の存在は武田軍ももちろん知っていました。しかし「そんなものは戦場では役に立たない」と軽視していたのです。
火薬を筒に詰めて縄に火をつけるような手間のかかる武器は実戦向きではないと、たかをくくっていたのです。

それを信長は見事、三弾撃ちという3人が交互に撃つ方法によって克服したことはご周知のとおりです。

同じようなことは、第二次世界大戦時の日本軍とアメリカ軍の間でも起きました…

レーダーを開発したのは日本の方が先だった?

当時アメリカは、まだ開発されたばかりの最新のレーダーを実戦に持ち込みました。これにより、遠くにいる敵も瞬時に見つけることができるようになり、戦いを有利に運ぶことができたのです。

では日本軍は技術開発に遅れていたかというと、むしろその逆で日本の方が先にレーダーを開発していたのです!ところが当時の日本軍はレーダーをあまり重視していなかったため、実戦配備に後れをとってしまったのです。

アメリカ軍がレーダーの実用化を進めているなか、日本軍は夜間でも遠くの敵を早く見つけられるようにと、兵士の視力の鍛えていたのです(笑)

インターネットが世界を変えると誰が予測できたのか

いまから30年ほど前、アマゾンがインターネットで本を売り出したとき、どれだけの人がこれだけ巨大な企業に育つと想像できたでしょうか。

まさか靴や自動車までもがインターネットで販売するようになるとは誰も予想がつかなかったと思います。しかしインターネットはそれまでのビジネスの常識を、次々と崩していったのです。

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画期的な技術革新(イノベーション)も、
        最初のうちは得てして無視されるものなのです。
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ビジネスで成功するためには、新しい技術をいち早く取り入れることが重要なのです。いくら馬術を練習したり、目を鍛えても、鉄砲やレーダーには勝てないのです。

最近ではDX化が話題になっています。そのほかにもAIやメタバースなど、もう他人事ではないのです。そういったテクノロジーを先んじて取り入れた企業が勝ち残るのです。